宮廷画家ルドゥーテとバラの物語(八王子市夢美術館)|美術手帖。**18世紀フランス古版画「薔薇のつぼみの比較」ガブリエル・ド・サン=トーバン関連旧ラベル付**
フランス18世紀美術を代表する画家・素描家・版画家、**ガブリエル・ド・サン=トーバン(Gabriel de Saint-Aubin, 1724–1780)** に関連する旧ラベルが付属した、非常に興味深い古版画作品です。
過去に1億円で落札されたことがある大巨匠・画家!
時代は違うがレンブラントの系譜をしっかりと学び受け継いだ
高弟と評される大・大・大巨匠!
1700年代の古版画
作品下部にはフランス語で、
**「COMPARAISON DU BOUTON DE ROSE」**
(薔薇のつぼみの比較)
と刻まれています。
女性像は極めて繊細な線刻によって表現され、顔、髪、衣服、肌、寝台、カーテンに至るまで精緻な描写が確認できます。
色彩も施されており、手彩色版画の可能性があります。
特に注目すべきは作品下部に残された銘文です。
装飾的なモノグラム、献辞と思われる筆記体の銘文に加え、
**「Se trouve à Paris chez l’Auteur …… Petit Bourbon attenant la Foire St Germain」**
という、パリのサン=ジェルマン地区に関係する出版・販売銘とみられる記載が残されています。
裏面には、
**Gabriel de SAINT AUBIN
1724–1780
Peintre, Dessinateur et graveur**
(ガブリエル・ド・サン=トーバン/画家・素描家・版画家)
と記載された旧ラベルが付属しています。
黒を基調とした重厚な額縁に金色の内縁、黒いマットを合わせたクラシカルな額装で、フランス古美術らしい格調高い存在感があります。
**作者、制作年代、出版背景、サン=トーバンとの関係については現在も調査中です。** 旧ラベルは作者の真作を保証するものではありません。裏面の開封が難しいので価格を調整しました。
今後調査研究が進んだ場合、価格を随時調整していきます。
予めご了承くださいませ。
繊細な版画技法と歴史的な銘文を備えた、西洋古版画コレクションとして大変興味深い一点です。